清 cf. 後金2代ホンタイジが、内モンゴルのチャハル部を滅ぼした際に、元代に使用され ていた玉璽(ぎょくじ。皇帝の印)を獲得して、国号を大清(清の正式名称)と改めた。 大元(元の正式名称)と同じく、儒学の典籍から取られた美名であり、金と発音が 同じ清が選ばれた。 民族名の満州(本来は満洲)族の二字、「満」「洲」とこの王朝名「清」に、さんずい へんの漢字が選ばれたのは、五行説の水徳を意識したもの。